rinのリーガとスペインサッカーについて語るブログ

ラ・リーガとスペインサッカーについて気軽に書きます。内容めっちゃ浅いです笑 アトレティコのファンです。

ラ・リーガ2節プレビューpart1

1、前段

どうも。こんにちは!

まず先週の日曜日分をしっかりと()サボってしまったこと謝罪します。ごめんなさい。これからもこういうことはあるかもしれませんが緩く見ていただけたら幸いです。この1週間でリーガ開幕節10試合すべてを見ましたが、どの試合も様々な意味で面白い試合でしたね。戦術的なことを語れるほどのセンスはないので、一応個人的な第1節のベストイレブンを置いて第2節のプレビューに移ります。ちなみに今回も金曜、土曜(日本時間土曜早朝、日曜早朝)と日曜(日本時間では月曜早朝)以降の2つに分け展開していきたいと思います!

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2、第2節プレビュー

 1、ベティスvsカディス

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 前節、昇格組のマジョルカに後半何とかセットプレーで追いつたものの勝ち点1に終わったベティス。先日の試合の反省点の一つとして挙げられるサイドの迫力不足。特にエメルソンの穴は大きく、中一辺倒のような形が多くみられた。そんな中ケガから帰ってきたピボーテの柱ギドと五輪からのバカンスを終えたミランダがメンバー入り。彼らの投入によって供給が安定し、更にサイドの幅がそれなりにはとれるようになることから、カナレスとフェキルがある程度自由ななかで近い関係をもって相手を崩すといったベティスらしい攻撃がみれるはず。ホーム開幕戦となるこの試合、熱狂的なベティコにスペクタクルなゲームと勝ち点3をプレゼントしたい。


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 一方のカディスはレバンテ相手に試合終了直前のエスピノのゴールでなんとか勝ち点1を拾った。良くも悪くも昨季と変わらないスタイルを維持しつつサルビ、ロサーノという両翼のスピードは目を見張るものがある。ピボーテに入る新戦力のアラルコンは非常に回収能力が高く好プレーをレバンテ戦でも見せており、今季を通して注目したい選手の一人だ。降格を避けるためにも、昨季からの継続路線かつユーロやコパ、五輪組がほぼ不在という強みを生かし、できるだけ序盤戦で勝ち点を稼ぎたい。


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 2、アラベスvsマジョルカ

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 前節マドリーに1vs4と惨敗したアラベス。ただその内容は3点差が付くほどの差があったものではなく、特に前半はポジティブなプレーも多くみられた。特にトップ下に入ったマヌ・ガルシアはまだベストコンディションではなかったが、積極的にボールを受けリズムを作るなど能力の高さを見せた。ただ時間の経過に伴いポジティブトランジションでのミスが増え一方的に押し込まれる展開になってしまったことは、今後において大きな課題となる。更にマドリー戦後、ホセルとともに近年のチームを支えてきたルーカス・ペレスの退団が確定。後釜としてジローナからシーラを獲得したが、そのポジション、役割をどのように埋めていくかは原大智の出番も合わせ注目だ。


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 一方のマジョルカも前半はサイドを広く使った質の高いポゼッションを展開。その質はベティス相手にも十分通用するものであった。更にその後ビジャレアルからローンでフェル・ニーニョを獲得。スペインの今後を担っていくスター候補の加入は更に攻撃の破壊力を上げるはずだ。もちろん前節こそ合流から日が浅かった影響かららしさは見せられなかったが、このチームの攻撃の切り札は間違えなく久保建英である。彼がこの試合、頭からの出場になるかはまだ不明だが今季のマジョルカを占ううえで久保がどれだけの数字を上げることができるかは間違えなく重要なものになる。そのためにも今季の活躍を期待させるような試合を見せたいところだ。


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 3、エスパニョールvsビジャレアル

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 ホームのエスパニョールは前節オサスナ相手に押し込まれながらもなんとか耐え、アウェイで勝ち点1を持ち帰った。タレントは昇格組とは思えないほどのものであり、そのブロックを組んだ時の守備の質は中々のものがあるが、前節は能動的にビルドアップの形からのチャンスメイクというシーンはほぼなかった。その課題克服のためにキーマンとなるのが前節出場停止だったダルデルと、ビジャレアルからのローンで獲得したモルラネスの二人。合流から日が浅いモルラネスは同時期に獲得したアレイシ・ビダルと同様ベンチからのスタートが予想されるがダルデルに関しては十中八九スタメン復帰すると思われる。彼のボールさばきからいい形で運べればタレントがそろうアタッカー人は必ず仕事をしてくれるはずだ。


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 一方のビジャレアルはセラミカでグラナダ相手にスコアレス。何度か決定的なチャンスがあり試合全体を通して主導権を握ったものの、やはり供給役のパウとパレホの同時不在はあまりに痛い。ただポジティブな点としては今オフに獲得したディアとエース ジェラールのコンビがすでに息ピッタリである点。更に先日ボーンマスから獲得したダンジュマがうまくフィットすれば、破壊力は3強にも負けず劣らずのものとなる。そのためにもまずはこの1戦しっかりと勝利することでPSMからの嫌な流れを払拭し、3節のアトレティコ戦に臨みたい


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 4、グラナダvsバレンシア

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 前節はビジャレアル相手にアウェイながら耐え、勝ち点を持ち帰ったグラナダ。監督がディエゴ・マルティネスからロベルト・モレノに代わった今季も持ち前の体を張ったブロックとそこからの一瞬のスキを突いたカウンターあるいはセットプレーで点を取るスタイルは継続している。特にそれを支えるのがゴナロン、ミジャ、モンチュで構成される中盤3枚。ピボーテのゴナロンは状況に応じてCBの間に落ち3枚気味を作り、ミジャはバランサー兼司令塔としてチームの前プレとカウンターの起点となり、モンチュは前節の異常なプレス回数が示しているように、中盤の広いエリアをカバーする役割を果たした。この中盤の奮闘に3トップが結果で答えられれば今季のグラナダも期待できるチームといえるだろう。


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 対するバレンシアは波乱の開幕戦に。前回のブログで私が注目として挙げたギジャモンがまさかの開始30秒で退場。その後ほぼ90分間を10人で戦いながらもチェリシェフのダイブ気味なプレーによって得たPKをソレールが沈め、GKママルダシュヴィリの活躍もあって見事勝利を挙げた。10人となったため見えずらい部分もありながら所々でよい面でボルダラスらしいカウンターの形なども見られたのは収穫といえるだろう。おそらくは11人でできるであろうこの試合、ボルダラスバレンシアがどのようなスタイルで今シーズン戦っていくのか。その大枠が見られる一戦になるはずだ。


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5、アスレティックvsバルセロナ

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 *イェライが帯同メンバーから外れたので前節同様ビビアンが入ると思われる。

 

開幕節、アウェイとはいえ昨季の順位を考えると勝っておきたかったエルチェ相手にスコアレスドロー。更に内容もエルチェに前半20分過ぎくらいからは支配される苦しい時間が続いた。ぼんやりとだがよりメンタルの部分が前面に出るフットボールをしてもいいのではと思った私だが、その点に関しては次節は問題ないあろう。約1年ぶりの観客ありのホーム サンマメス、そして相手は昨季コパ決勝で敗れた 格上バルセロナ。モチベーションの高い試合になるのは間違えないといえる。ただ戦力的に見てどうしても気になるのがラテラル。デマルコス、カパ、ユーリと3人の主力が離脱しており、レクエとバレンシアガの出場が見込まれる。その2人も決して悪い選手ではないが対バルサということを考えるとどうしても各落ち感は否めない。その点を筆頭に2トップやドブレピボーテの組み合わせなど人選も含めマルセリーノがどのようなプランを練ってくるか、注目だ。


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 一方のバルセロナはメッシ退団後初戦となった前節、ラレアルに4vs2で勝利。特に前半は内容でも圧倒的な強さを見せていたことから良い風向きが吹いてきた。デパイを偽9番として扱いそのスペースにブライスワイトやフレンキーが入ってくる形はチームとして構築されており、ボールロスト後のネガトラによる即時奪回も徹底されている。しかし、元々カンプノウでのラレアル戦は相性が良く、またラレアルはしっかりとボールを大切にするチームであったからこそできたということもできる。ソリッドな442ブロックのもとで徹底された守備戦術を持つアスレティック相手にも前節のような形が作れるか、早くも新生バルサの第一関門だ。


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