rinのリーガとスペインサッカーについて語るブログ

ラ・リーガとスペインサッカーについて気軽に書きます。内容めっちゃ浅いです笑 アトレティコのファンです。

ラ・リーガ 4節 プレビュー part2

1、前段

 今回はpart1で触れていない残りの4試合の中で日曜開催の残り2試合について書いていきます!ビジャレアルvsアラベス、セビージャvsバルセロナが延期となったことで、8試合のみとなる今週のリーガですが楽しんでいきましょう!

part1をまだご覧頂いてない方はぜひこちらからどうぞ!

 

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2、リーガ第4節プレビュー

1、カディスvsレアル・ソシエダ

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ホーム カディスは前節オサスナ相手にアディショナルタイムのセットプレー2発で逆転され逆転負け。痛い敗戦を喫した。開幕から自分たちのスタイルを貫いた良い形でのフットボールができているだけに、2分1敗の勝ちなしという開幕3節には無念さが残る。そんな中で今節の相手となるのはレアル・ソシエダ。開幕3節カディスの451のブロックになっているのは新加入のピボーテ アラルコンのカバーエリアの広さ。彼が常に数的優位を作りつつ中央でにらみを利かせることで堅固な守備ブロックを保っている。ただ一方で451というフォーメーションの構造上アラルコンの脇=インテリオールの裏というのは空きやすくなっており、そしてこの試合の相手であるラレアルはシルバを筆頭にそのスペースを突くのが抜群にうまいタレントを数多く備えている。そんなラレアル相手にアラルコンがどう立ち回るのか。そしてセルベラ監督がどのような策を立てるのか。注目したい。


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 一方のアウェイ ラレアルは前節レバンテに完勝。オヤルサバルの疲労は気になったが、開幕から好調を維持するシルバの躍動は目覚ましいものがある。更にこの代表ウィークではオヤルサバルが休養となりコンディション調整ができたこともラレアルにとっては非常に大きなプラス要素。この2人が両ハーフスペースで躍動するようなことがあると守備に定評のあるカディスとはいえ、大敗の可能性もあり得る。一方この代表ウィークでは主力組だとイサクがスウェーデン代表、メリーノがスペイン代表、バレネチェアらがU21スペイン代表に選出されプレー。彼らの疲労具合は気になるが、それでも確実に勝ち点3を取らなえればいけない試合にはなる。開幕戦の低パフォーマンスからここ2試合スタメンの座をバレネチェアにとられている、仕事人ポルトゥの活躍にも期待したいところだ。


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2、レアル・マドリーvsセルタ

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  ホーム マドリーは前節ベティス相手にカルバハルのゴールで勝利。開幕3戦を2勝1分とまずまずの形で迎えた。けが人もだんだん戻りつつあり、メンディはこの試合の帯同メンバーに入り、クロースもあと一歩という情報が出ている。その一方開幕から右のエストレーモに入っていたベイルが恒例となってしまった怪我によって離脱。守備面など、彼を右に置くことの弊害はでていたものの、一方で得点力やキック精度等々圧倒的な武器も持っていた彼の離脱が吉と出るか凶と出るかは代わりに入るであろうロドリゴorアセンシオ次第だ。更にこの試合では南米組のコンディションが懸念点。ヨーロッパ組であってもメンバーによっては中2日でこの試合となる選手も多く、カマヴィンガやブランコ、ミゲルといった若手たちにチャンスが回ってくる可能性も十分にある。そしてもう一つ注目となるのが左のエストレーモ。前節スタメンを外されたアザールがこの機会にもう一度スタメンとなり、周囲を黙らせるプレーを見せるのか、それとも南米予選明けのヴィニシウスに再度任せるのか、CL上位進出を狙っていくにはアザールの復調orヴィニシウスの覚醒のどちらかは至上命題であり、アンチェロッティがどのような選択をするのかは注目だ。


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 一方のセルタは開幕から未だ勝ちなしの1分2敗と厳しいスタートをきった。前節もアトレティック相手に終始圧倒しながらもアイドゥーのミスで失点しそのまま敗北。よくない流れが続いている。その要因として挙げられるうちの一つがアスパスを中心とするアタッカー陣の不調。試合を経るにつれ良くなっているようには見えるが、まだ調子は上がっているようには見えず、セルタのストロングポイントであるこの部分が復活しない限り、復調は厳しい。マドリー戦は特に相性が悪く、いつも不幸な事件が起こっている印象だが、状況的にも最低でも次につながるものは残したいところだ。注目となるのはピボーテに入る選手。ここは普段ならタピアの独壇場だが、彼は南米予選に参加しており、コンディションはネック。もしベルトランがこの位置スタートになるとセルタとしても引き込んで守ることは厳しくなり、彼の良さを生かすためにもボール保持から狙いにくることも考えられる。しかし相手はそのプレッシャーをいなすのが世界一上手いレアル・マドリー。こういったなかでコウデがどうこの試合をプランニングしていくのか注目だ。


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