rinのリーガとスペインサッカーについて語るブログ

ラ・リーガとスペインサッカーについて気軽に書きます。内容めっちゃ浅いです笑 アトレティコのファンです。

ラ・リーガ 第3節 プレビュー part1

1、前段

どうもこんにちは!見ていただきありがとうございます!

最近皆さんのおかげで、少しづつではありますがブログを見ていただける方が増えてきており、非常にうれしく思っております。プレビューの内容や前節のベストイレブン、予想スタメン、今後のブログの内容等々、質問、指摘、意見、要望等コメントしていただければ、基本的にはどこかのタイミングで拾っていきたいと思っておりますので、ぜひご気軽にお願い致します!

 

2、第2節の振り返り

前節同様、自分は戦術解析などができるタイプの人間ではないので雑感だけ少し述べつつ個人的ベストイレブンを貼ってプレビューに向かいたいと思います。

一応今節も全試合観戦は達成しましたが(3節までは続けたいと思っています)、2節最大のビッグマッチ レバンテvsマドリーは期待通りの内容を見せ、アスレティックvsバルセロナも予想通りの展開になりました。その中で個人的に一番内容が面白かったのはオサスナ。得点こそ決まりませんでしたが素晴らしいサッカーを展開していました。一方で不安が残ったのはセビージャvsヘタフェ。簡単なミスが多く、特にセビージャの選手たちは普段であれば絶対にしないような軽率なプレーを連発していた印象でした。と2節の振り返りはここまでにしつつ、最後にベストイレブンを貼りたいと思います。今回は2チーム作りました。上がベストチーム、下が準ベストチームです。インテリオールで出ていたフレンキーのリベロ起用や左CBを務めたダビド・ガルシアの右CBなど若干無理のある形になってしまいましたが、ご容赦ください。

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3、第3節のプレビュー

 1、マジョルカvsエスパニョール

 

  前節アウェイでアラベス相手に勝利し、開幕2戦で勝ち点4とここまでいい形で入っているマジョルカ。今節は同じく昇格組のエスパニョールをホームに迎える。前節はパス総数がベティス戦の568から353になったことが証明してるようにロングボールを大窟合う大味な展開に。ただその中でもヴァリエントを中心に守備陣は安定したプレーを見せ、途中出場のサルバ・セビージャからフェル・ニーニョの形で1点を取り見事勝ち切った。我らが久保建英は88分までプレー。チーム合流からまだ日が浅いこともあって、連携面などにまだ課題は残すものの、積極的にボールを引き出しチャンスメイクへという動きは多く見せた。また守備の面でも、守備時はCFの横に出て2トップ気味の形で前方向でのプレッシングというタスクがうまくはまり、存在感を見せた。

 今節の相手であるエスパニョールもアラベスと同じく、442で構えつつ、前線のディマタ、RDTに早い形でつけ、そこにテクニックのある2列目のエンバルバ、プアドが絡む形が多いため、前節と似たような展開が予想される。その中で、久保、ダニ・ロドリゲス。ニーニョとテクニックを備え、違いが作れる3人にエンブラというアクセントを持つマジョルカ攻撃陣が結果を残すことができるか注目だ。


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  一方のアウェイ エスパニョールは前節ホームでビジャレアルに引き分け2試合連続でのスコアレス。ただ内容としては非常にポジティブなものであり、カブレラ、セルジ・ゴメスを中心に守備陣は安定感あるプレーを見せ、開幕節課題だったビルドアップではダルデルの復帰により、いい形での前進が増えた。更にアタッカー陣もゴールこそなかったがRDTはキレある動きを見せ、ディマタも中央でフィジカルを生かし存在感を放った。更に、ビジャレアル戦後、ベティスからFWロレンを獲得。19-20シーズンには2桁得点を挙げたこのストライカーの獲得は間違えなくエスパニョールの攻撃を更に強化することになるだろう。まだ合流して日こそ浅いが、ウーレイが中国代表への合流で既にチームを離れていることから、今節途中からのデビューには期待したい。一方で少々不安なのはラテラルの陣容。前節左ラテラルのペドロサが負傷。右のオスカル・ヒルも満足とは言い難いプレー内容を見せている。その中で期待したいのがセビージャから獲得したアレイシ・ビダル。リーガの舞台で長く活躍するこの右サイドの職人の出番に期待したい。


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2、バレンシアvsアラベス

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前節アウェイながら88分のソレールのPKでなんとか勝ち点1をもぎ取ったバレンシア。ただストライカーのマキシ・ゴメスのコンディションがいまいち上がっておらず、カウンターの破壊力がゲデスの推進力あるドリブル任せとなっているところは否めない。そういう状況のなか2年ぶりの新戦力として昨季バジャドリーで4G2Aを挙げたマルコス・アンドレを獲得。スタッツから見ると8M€は高いように感じるが、テクニックのあるタイプの9番としてボルダラスの熱望もあっての獲得ということでうまくハマれば、新たな武器として貢献してくれるはずだ。その他にもケイタ・バルデ、フルキエなどの獲得が秒読みのようだが、まず最優先はこの試合にしっかり勝つこと。開幕2節の内容は決していいものではないが、なんだかんだここまで1勝1分けと来ており、メスタージャでアラベス相手となると勝ち点3を取り、無敗で代表ウィークに入りたいところ。代表にも呼ばれここ2試合連続ゴールと五輪の疲れも感じさせず好調を維持するソレールに今節も期待したい。


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一方、アウェイ アラベスはメンディソローサでの2連戦を勝ち点0という最悪の形で終えてしまった。マドリー戦の前半はポジティブな内容を見せたが、前節マジョルカ戦はホセルの高さ、リオハの突破力、マヌ・ガルシアのパスセンス頼りになってしまい敗戦。修正が急務となる。先ほど挙げたようにアタッカー陣はベンチ含めタレント豊富であり、ルジューヌ、ラグアルディアのCBコンビ+パチェコも安定感はあるが、どうしてもピボーテとラテラルの質不足が否めない。前節は左ラテラルのルベン・ドゥアルテが散々なプレー内容の末、2枚のアマリ―ジャで退場。今節代役を務めるとみられるハビ・ロペスに期待したいところだが…。厳しい状況であることは間違えないが、代表ウィーク前の3連戦を3連敗で終わらせるわけにはいかない。早速チームに適応し良いプレーを見せているマヌ・ガルシアのイマジネーションから何とか得点を挙げ、メスタージャから勝ち点を持ち帰りたいところだ。


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3、セルタvsアトレティック

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ホーム セルタは前節GKディトゥーロの活躍でなんとかエル・サダールでオサスナ相手に勝ち点1を持って帰ることに成功した。ただアスパスを筆頭にアタッカー陣のコンディションの悪さが露骨に出ており、武器である攻撃力が低下中。更にフォンタンにしろカルロス・ドミンゲスにしろ左CBの守備面での弱さは否めず、不安な開幕からの2試合になっている。代表ウィーク前ラストのバライードスで向かえる今節は、難敵アトレティック相手とは言え良い1戦にしたいところ。ここ2戦比較的いいプレーを見せているソラーリ、セルビの2人に期待したいところだ。また今週はアルビレックス新潟の所属歴もあるチアゴガジャルドを獲得。私は新潟といったらマルシオ・リシャルデスが出てくるくらい、特に最近のJリーグには疎いのでどういった選手なのかは分からないのだが、ファクンド・フェレイラが抜け不在となっていたミナのスペア役として間違えなく出番はあるはずだ。

ぜひ、アルビレックス新潟のファンの方々もこれを機にセルタ、そしてリーガに興味をもって頂けるようになったら嬉しいです!  


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 一方 アウェイ アトレティック(呼び方についてはぜひ今週のLALIGA FREAKSを!)は前節バルセロナ相手に人に厳しくつき、前からはめていくハイプレスで特に前半は圧倒。後半体力が落ちてからは主導権を握られるシーンも増え、最終的には好プレーを見せていたダニ・ガルシアのミスからメンフィスにゴラッソを叩き込まれ、1-1で試合終了に。サンマメスで勝ちきれなかったのは悔しさは残るだろうが、やはりモチベーションの高い時のアトレティックの強烈さは見せつけた。ただ実際に試合連続引き分けと満足できる結果にはなっておらず、代表ウィーク前に勝ち点3を確保しておきたいところだ。注目は2トップの一角に入るであろうサンセット。年代別スペイン代表(ラ・ロヒータ)にも選ばれた彼は、バルサ戦でもバイタルエリアでボールを引き出し、相手にとって非常に危険なチャンスシーンを数多く作り出した。一昨シーズンから台頭し、昨季、一定の出番を得た彼にとって今シーズンは更なる開花となるかもしれない。スペインの今後を担うアタッカーの試合を決定づけるプレーに期待したい。


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4、エルチェvsセビージャ

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 *クンデが帯同を拒否したため代わりにグデリ、レキク、ディレイニーのいずれかが入ることが濃厚

 

ホーム エルチェは前節アトレティコにワンダ・メトロポリターノで敗戦。ビルドアップ等、自分たちにできるベストのプレーは見せたが個人の質、チームとしての完成度ともに上回られた一戦となった。ただ、チームの方向性としては決して間違っておらず、安定したビルドアップ、テクニックレベルの高いインテリオールに強烈なサイドプレーヤーと十分コマもそろっている印象だ。更にマルコーネあるいはラウール・グティと回しながら起用できるプレーヤーとしてシャルケからマスカレルを獲得。選手層という意味でも順調に整っており、今季の躍進を期待させるだけの要素はそろっている。今節はセビージャ相手と前節に引き続き、かなり厳しい相手との対戦にはなるが、良いフットボールをしているだけに勝ち点1で代表ウィークに入るというのは避けたいところ。いくらセビージャ相手とは言え、これまでのフットボールを展開した上で、モヒカ、パラシオスがサイド制圧し、エース ボジェと新加入ベネデットがクンデ、ジエゴ・カルロス相手に決定力を見せることができれば勝利も期待できるはずだ。


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 一方のアウェイ セビージャは前節、敵地アルフォンソ・ペレスでヘタフェに勝利。ただ内容はロペテギ政権最悪といっても良いようなものであり、普段では絶対に起こらないようなパスミスやコントロールミスなどが目立った。特にフェルナンド、そしてコロナ明けのスソは単純ミスの回数が圧倒的に多くコンディションが懸念視されるプレーであった。ただその中でも途中出場・新加入のラメラ、ラファミルの活躍でなんとか勝ち点3を積み上げることができたのは非常にポジティブ。第2節時点で連勝したのはセビージャを除くとアトレティコのみであり、現状首位に立っている。更に今週はラメラ、ラファミル、モンティエル、アウグスティンソンに加えドルトムントからディレイニーを獲得。相変わらずモンチが見事な錬金術を見せており、新戦力の活躍にも引き続き期待したいところ。